矯正学における抜歯、非抜歯について。16 医療法人社団クオリタス いずみ歯科矯正歯科医院 市川市、行徳
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今回はポリゴン表から少しだけハズれ、小臼歯の抜歯の問題点を
考えてみましょう。
小臼歯抜歯の問題点
1、前歯が後退しすぎることがあるため、いわゆるdish in faceを作り出します。これはまた前歯の舌側傾斜を招き、適切な下顎の誘導を阻害してしまいます。
2、小臼歯の抜去とそれに続く臼歯の近心移動によってポステリアーサポートが失われやすく、顎関節に負担が加わり、顎関節症の1つの原因となります。
3、術後に抜歯部に空隙を残存させてしまったり、隣接歯根との平行性が失われてしまうことがあります。
4、歯列の連続性が失われ、また臼歯の回転や近心傾斜を招きやすく、機能的な咬合の完成を困難にすることが多くあります。
5、歯列弓が小さくなるため舌房が狭窄し、口腔の諸機能に悪影響を与えます。
6、アンテリアーディスクレパンシーが解消されても、ポステリアーディスクレパンシーが残存する事が多く、不正咬合が再発しやすくなります。
7、抜歯空隙の閉鎖や機能咬合の完成のために消費する時間が長く、治療が長期化する傾向があります。
不正咬合治療のアプローチ p102
以上の様な問題点が考えられます。
当院では、矯正の無料相談を行っております(^^)
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