カウンセリング(無料)
初回のカウンセリングでは、患者さんの疑問点や不安な点を解消できるよう、約1時間~1時間30分ほどお時間をいただいております。当院では、現状の問題点や治療のイメージをより分かりやすくお伝えするため、
- 光学3Dスキャナー(itero element)での口腔内スキャン
- レントゲン撮影
- 顔面写真、口腔内写真
- 印象採得(小児矯正のみ)
等の資料をお取りさせていただき、これらを基にして丁寧にカウンセリングを進めていきます。口腔内スキャンをすることで、歯並びを3Dでご確認いただけるだけでなく、矯正治療の簡易シミュレーションもご覧いただくことが可能です。
詳細な治療計画(クリンチェック)の作成(別途22,000円)
いずみ歯科矯正歯科医院では、カウンセリング時にお取りした資料を基に、ご希望される方には実際の治療計画を作成いたします。カウンセリングにてご覧いただくシミュレーションよりも正確性が高く、実際に歯を動かすときとおなじように、3Dシミュレーションにて治療過程をご覧いただくことが可能です。簡易シミュレーションとの大きな違いは、
①歯が動いていくプロセスを見ることができる
②治療期間が明確化される
③実際に実現可能な計画かどうかを判定できる。
等になります。
簡易シミュレーションは、あくまで簡略的に並べたものであり、表面上のみのシミュレーションであるため、実際には出来ない、あるいは難しい動きも含まれてしまいます。
これに対して治療計画では、実際に治療をするときと同じように骨格の状態等も考慮し、よりリアルな治療前・治療後のシミュレーションをお伝えすることが可能となります。「治療前に実際の治療計画を見てみたい」「どの歯がどこに動くのか知りたい」という方には、特に推奨しております。
治療計画のご説明
レントゲン写真や口腔内スキャンデータを用いて、治療方法やおおよその治療期間、費用などのご説明をいたします。ご納得いただけた場合にはご契約をさせていただき、治療開始の準備をいたします。ご不明点などがございましたら、どうぞお気軽にお尋ねください。
治療費について、詳しくはこちらのページもご覧ください。
ご契約からマウスピースのセットまで
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、ドクターが細かい治療計画を作成し、海外の工場にて実際のマウスピースを製造するシステムです。そのため、実際のマウスピースが到着するのは、ご契約から約1か月前後となります。
マウスピースのセット
作成されたマウスピースを実際に装着し、不備がないかを確認いたします。問題ない場合には、装置の着脱法や、使用法のご説明をいたします。また、治療計画上必要な場合には、アタッチメントをセットいたしますので、お時間は約1時間30分~2時間前後いただいております。
アタッチメントとは?
アタッチメントとは、歯の表面に装着する、半透明の突起物です。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、ワイヤー矯正の装置(ブラケット)のように引っ掛かりがありません。歯の表面を覆うその形状から、常にスピードがでているような状態で、ブレーキをかけながら細かい動きができないという特徴があります。
そのため、歯を細かく動かすケースでは、ブレーキの役割を担う、いわば引っかかりを作る必要があるのです。アタッチメントはこのように、歯をより細かく動かすため、マウスピースの密着性を高めるための非常に重要なものになります。
※アタッチメントは半透明ですので、マウスピース装着中も、外しているときも目立ちませんのでご安心ください。
通院について
通院の頻度は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)、マルチループの時期で異なる事がございますが、およそ2ヶ月から4カ月に1回の通院となります。マウスピース型矯正装置(インビザライン)では、患者さんご自身の手でマウスピースの交換をして、治療を進めていきますが、
- 計画通りに進んでいるか
- アタッチメントが外れていないか
- マウスピースが歯から浮いてしまう浮きがでていないか
等を確認するため、定期的な通院をお願いしております。使用方法やご不明な点のご説明につきましては、ラインにて承っておりますので、お忙しい方やご遠方の方はぜひご活用ください。
治療終了後
歯を適正な位置に動かした後は「保定期間」という、歯や土台である骨を安定させるための期間に入ります。これは、治療が終わった後に何もせずそのままにしていると、歯がもとの位置に戻ろうと動く「後もどり」という現象が起きてしまうためです。
この後戻りを防ぐため、矯正治療後にはリテーナ―(保定装置)の使用が必須となります。 リテーナーの使用期間・使用器具・使用方法については歯並びの症状によって異なりますので装着時に時間をとって詳しく説明させて頂きます。
リテーナー(保定装置)とは?
歯科矯正には、積極的に歯を動かす「①動的治療」と、動かした歯とそれを支える骨を安定させるための「②静的治療」のふたつの期間があります。
リテーナ―は、②の静的治療期間において、整えた歯並びと噛み合わせをキープするために使用する装置です。
当院では、主に取り外しが可能である、透明なマウスピースを保定装置としてお使いいただきますので、治療後も装置が目立つなどの心配はございません。
※歯並びによって取り外し式のものではなく、ワイヤー固定式のFix(フィックス)リテーナーを適用させていただく場合がございます。歯の裏側に固定するタイプのものですので、こちらも目立つ事はございません。