いずみ歯科矯正歯科医院ではこどもの矯正に関しては既成の矯正装置を使用せず、平成元年より培ってきた技術により歯に装着するブラケットという矯正装置により患者様独自の症例に合わせた治療を心がけています。
こどもの開咬症例
☆9歳7カ月 女子
乳臼歯にレジンを盛る事で咬み合わせの高さを治療していきます。
乳臼歯にレジンを盛る事で第一大臼歯の咬み合わせに隙間が出来ました。
咬合の高さをレジンによって高くすることで、第一大臼歯(6歳臼歯)が正常なところまで萌出できる隙間が確保されました。
約2か月で隙間が埋まり第一大臼歯が咬み合いました。
上顎から矯正装置を装着していきます。
上顎の歯が揃ってから、下額に矯正装置(ブラケット)を装着します。
終了時(1年6ヶ月)
☆治療前後の模型比較
☆初診時⇒終了時(1年6カ月後)
症例一口メモ
開咬は歯を動かしても改善する事ができない為、既成の矯正装置を使用しても治療する事が難しい症例です。奥歯しか咬んでいないので将来的に奥歯を早期に失くしてしまう事が多く、食事に困ってしまう事になります。
一般的な大人の開咬治療は顎の骨を切る外科矯正をする事が多いためこどもの内に早期治療によって困難な病因を除去しておく事は重要な治療目標となります。
当院では歯にブラケットという矯正装置を装着して、本格的な矯正治療をする事で良好な結果を出しています。
但し、どんな症例でも治療できるわけではありません。治療前の診査診断が必要です。