出っ歯(上顎前突)の治療法
開始年齢11歳6ヶ月 男性
▲開始年齢 11歳6ヶ月
治療は上顎から矯正装置を装着していきます。その後下顎の矯正装置を装着します。
この過程で歯並びが整いMEAW(マルチループ)を装着しやすくなります。
▲治療開始時の装置装着後の写真
MEAW(マルチループ)を使用する事で上顎前突(出っ歯)や咬合高径(咬み合わせの高さ)の改善をしています。
▲治療開始から 6ヶ月後
MEAW(マルチループ)を使用する事で上顎前突(出っ歯)や咬合高径(咬み合わせの高さ)を改善して、1年6ヶ月(通常は2年6ヶ月)で第一小臼歯を抜くことなく綺麗な歯並びになりました。
終了時
▲治療開始から 1年6ヶ月後
治療後の後戻りが矯正では問題となりますが歯を抜かないで治療しているため、後戻りも最小限で済みます。
症例一口メモ
本症例は都内大学病院で上下顎第1小臼歯を4本抜歯したうえに骨を切って咬み合わせを改善しようと診断されました。しかし、MEAW(マルチループ)を利用する事で改善する事が出来ました。
このままの咬み合わせの状態がつづくと将来、顎関節などに異常が出る可能性があります。
矯正後は後戻りが心配ですが非抜歯での治療のために術後は比較的に安定しています。
どんな症例でも治療できるわけではありません。治療前の診査診断が必要です。