子供さんの矯正に力を入れています

歯並びが悪いお子さんをお持ちの方で、喉や鼻の呼吸器が弱いといったお悩みの方はいらっしゃいませんか。
気管支炎やアレルギー鼻炎、いびきなどの呼吸器疾患は、子供の歯並びが大きく影響しています。
顎が小さいとお口の中が小さく気道が狭くなるのですが、顎を広げると気管支の拡張剤を使用した時と同じような効果があるのです。

また、大人になっての矯正治療には長期にわたるものや、大変な治療になってしまう症例も、子供の時期の処置で驚くほど楽に治すことができます。
歯並びの悪さは、顎が小さかったり、上下顎の関係が良くないために起こるのがほとんどです。
顎が大きく成長する時期は小学校低学年から中学年のごく短い時期です。
その成長の力を借りながら、顎の正しい成長へと導いていきます。
お子様の矯正治療で早期治療の効果が顕著に見受けられるのは、反対咬合(下顎前突、受け口)上顎前突(出っ歯)と言えるでしょう。

反対咬合(下顎前突、受け口)

受け口は将来の顔貌にも影響を与える為に特に早期の治療が治療効果を発揮する症例と言えます。
写真は受け口(下顎前突)の7歳の女の子のものです。
受け口は上下の咬み合わせが通常と逆になるため筋肉や骨の形が通常と変わってきます。

8歳の女子 受け口(下顎前突)

受け口(下顎前突)の口元変化

7歳の女子 受け口(下顎前突)

受け口(下顎前突)横顔変化

いずれも、顎のラインがスッキリしています。
これは、受け口が改善して筋肉の使い方が通常に戻ったために起こった変化です。
大人ではこの変化は起こりません

次に骨格で比べて診ましょう。

7歳 女子の受け口の骨格

受け口の骨格初診時

7歳 初診時 女子の受け口の骨格

受け口の骨格治療終了

7歳 治療終了時 女子の受け口の骨格です

同じ人の1年後の骨格です。
受け口は改善され、下の顎の骨が太くなり、しっかりとして安定しているのがわかると思います。
小学校低学年の治療であれば、この変化は普通に起こる変化です。
骨格のことからも受け口は早期治療の効果が得られやすい症例です。

しかしながら20歳位まで受け口を放置すると骨格にも影響を与えます。

頭蓋骨への影響

大人の咬合力で通常と逆に咬むために、顔面頭蓋の骨の形を変化させて受け口に適応していきます。
頭蓋骨は通常の卵型(上から見ると)から全面が潰れた楕円形となるためお顔は平らになります。
そして中顔面は凹みます。
下の顎の骨は先端部分が厚くなり、三角形になります。

大人になってから受け口の矯正治療は可能ですが、変形した骨の形を元に戻す事は出来ません
そのため、受け口の早期矯正治療は将来の顔貌をも左右する大変有効な治療と考えています。

注意事項

  • 鼻筋を整える、顎の形を変えるといった顔貌にかかわるご要望には対応できません。
  • 子供の時期は乳歯が絶えず抜け替わる時期でもあり、咬み合わせが変化するので、正中を一致させることはできません.

受け口1年6ヶ月後

同じ7歳のお子様の1年6ヶ月の変化です。

上顎前突(出っ歯)

上顎前突(出っ歯)

次に上顎前突(出っ歯)の例です。
この上顎前突(出っ歯)は顎の関節が固まる前ならば大人になっても治療は可能ですが、非抜歯の治療が出来なかったり咬み合わせの高さを挙げる事に何年もかかってしまうなど、結構やっかいな治療となる事があります。しかし、子供の時でしたら簡単に改善してその後の永久歯の歯列矯正の治療を楽に進める事が出来ます。

上顎前突(出っ歯)は20世紀では見た目や、前歯が出ているので怪我した時危ないなどと言った理由での治療が大半でしたが、近年になって口腔機能の改善に対しても、治療の目標として考えられるようになりました。

出っ歯の原因は…

①上の顎の前方の骨が異常に成長してしまった。
②咬み合わせの高さが低い事や下の顎の筋肉の緊張が強いなどの理由で下の顎が後ろに移動して結果として上の前歯が前に傾斜した。

…の2つが考えられます。
ほとんどの出っ歯の原因は②の方です。
②の場合、子供の時でしたら、顎は固まっていないので顎の関節の位置を容易に変える事ができます。

大人の顎関節

大人の顎関節

大人になると顎の関節が骨の中に入り込んでいるのがお分かりになるでしょう。
もう顎関節は固まってしまっています。
こうなると、顎の関節の位置を修正する事はかなり困難になります。

子供の顎関節

子供の顎関節

大人の顎関節と比べると子供の顎関節は先端部分が見えています。
骨によって固まることなく、顎の位置を比較的簡単に改善する事が出来るのがわかると思います。

当院では、大人の出っ歯の治療はMEAW(マルチループ)という矯正器具を使用しますので、第一小臼歯を抜かなくても治すことは可能です。

⇒MEAW(マルチループ)

子供の場合は、乳歯の一番奥とその前の2本に、レジン(樹脂:無害です)をもる事で上下の第一大臼歯(6歳臼歯:永久歯です)の間に隙間を作り、顎関節の位置を適切な位置まで持っていきます。(症例受け口参照)

顎は子供の時は柔軟なので痛みもないのです。
大人の治療に比べ、本当に楽だと思います。

下顎の後退は、顎関節症や無呼吸などの症状を引き起こす確率が高くなり、口腔機能に影響を与えます。
まとめますと、大人になっても、出っ歯は治すことは可能ですが、マルチループという器具を用いなくてはならないこと、顎が固まる前に治せば比較にならないほど簡単であるなど、早期矯正治療には、たくさんの利点があります。

当院の子供の矯正は乳歯の臼歯部で咬み合わせの高さを高くしているので、適切な治療開始時期を逃さないことが大切になってきます。
その後、永久歯がはえ揃ってから再度計画を立てて永久歯の歯並び、咬み合わせをより一層美しく改善していきます。

注意事項として

  • ①鼻筋を整える、顎の形を変えるといった顔貌にかかわるご要望には対応できません。
  • ②子供の時期は乳歯が絶えず抜け替わる時期でもあり、咬み合わせが絶えず変化するので、正中を一致させることはできません。

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