顎偏位(顎が曲がっている)症例
顎偏位の症例はMEAW(マルチループ)の得意としている症例です。
一般的な治療では非抜歯での治療は非常に困難な症例です。
初診時 12歳5か月 男子
矯正開始時
治療は上顎から矯正装置を装着していきます。その後下顎の矯正装置を装着します。
この過程で歯並びが整いMEAW(マルチループ)を装着しやすくなります。
下顎MEAW装着時(8カ月後)
MEAW(マルチループ)を使用する事で顎偏位により左右の咬合高径(咬み合わせの高さ)の改善をしています。その治療により左右の顎のズレが改善されます。
終了時(1年10カ月後)
症例一口メモ
顎偏位は上顎前突や下顎前突のように顎骨の前後のズレではなく左右のズレである為に歯を抜いて治療するトレートワイヤー法では治療が困難な症例です。一般的には急速拡大装置を治療に利用することが多く苦痛を伴う治療となる事が多い症例です。
当院はMEAW(マルチループ)により歯を立体的に動かす事で効率的に治療を進めています。
但し、どんな症例でも治療出来ると言うわけではありません。
診査診断が必要ですので、是非とも一度来院して下さい。