受け口(下顎前突)
MEAW(マルチループ)を利用する非抜歯治療法
はじめに目立たないブラケット(歯に付ける矯正装置)を利用して上顎から歯並びを改善します。その折に同時にレジンを利用する事で咬み合わせの高さも挙上していきます。
歯並びを改善すると受け口がひどく見える時もありますが心配ありません。
次にMEAW(マルチループ)を利用する事で咬み合わせの高さや咬み合う平面の角度を変える事で歯(第一小臼歯)を抜く事無く受け口(下顎前突)を改善していきます。
また、MEAW(マルチループ)はゴムを24時間使用する事で最大の効果を発揮することが出来ます。
(一口メモ)
受け口の下顎骨の成長は手足の成長と同じ様に成長します。
この患者さんの場合はまだ下顎が大きく成長する可能性があります。
そのために、下顎の前歯部の咬み込みを通常よりも0.5㎜ほど深くして
後戻りしない様にしています。