小児の口腔機能発達不全症てなに❓
口腔機能発達不全症と聞くと何か凄い病気になっているような、重々しい病名と感じませんか。
今回は聞きなれないこの病名について説明していきます。
口腔機能発達不全症とは以下のような成長発育期(小児期)の状態をいいます。
食べる、飲み込む、話す、呼吸をするなどが十分に発達していないか正常に機能の獲得ができていない小児に診断されます。そして、これらの機能障害に対して原因となる病気が見当たらない事が重要です。
すなわち、何の病気もないのに
1、食べ方が下手で、食事中に食べ物が口から零れてしまう。
2、食べ物が上手く呑み込めない。
3、食事時間が異様に早かったり、遅かったりする。
4、発音が変で、言葉が聞き取りにくい。
5、普段の生活で口を開けている。
6、口呼吸である。
などの症状がある場合に子供の場合は口腔機能発達不全症の病名がつきます。
また、老年期にこの様な症状が診られる場合は口腔機能低下症と診断されます。