空蝉のねごと

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今までの矯正は上下の顎の骨の大きさは変えられないとの考えから、歯を抜いて歯並びを並べる事に終止してきました。
しかし、どんな学問も進歩するもので昨日できなかったことが今日は出来るのが科学と言うものです。

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過去においては上記のように骨の形を変える事は出来ませんでした。
しかし、時は流れ先達の先生の努力により歯を抜くことなく治療後の写真の様に上顎骨の形を改善して歯を機能的に並べることができました。
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前回より機能について話しています。
今回も呼吸についてお話します。
前回は開咬についてお話しましたが今回は下顎後退症です。
下顎後退症という名前をあまり聞いた人はいないと思いますがこれは、アメリカ矯正学では出っ歯と言われています。
下の写真から上の歯が前に出ているように見えますが、実はこの症例の場合は下顎が後ろに下がっている症例です。

この様な骨格の場合は睡眠時無呼吸症などになりやすい状態です。
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前回より機能について話しています。
今回は呼吸です。
呼吸は毎日、何も考えないで行っている運動の為、有難さが実感できませんが1分間も息を止めてみるとその有難さを実感できます。
呼吸運動に直接関係する歯並びには開咬と下顎後退症の2種類あります。
ひとつは開咬です。

開咬状態では、鼻で息を吸う事が難しく口で息をする口呼吸となるためむし歯や歯周病を悪化させます。
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前回より口腔機能について考えています。
今回は　機能１：咀嚼・嚥下　の　嚥下（食事を飲み込む）　についてです。
嚥下障害という言葉を聞いた事がありますか？
人生の長期化に伴い、患者数が激増している症状です。
これまでは、脳梗塞で半身不随となった時に診られた症状ですが、この頃は老化による筋力低下で飲み込む力が低下して嚥下障害が惹き起こされる事が増えています。
また、咬合高径（奥歯の高さ）の異常によっても、食事中に物をこぼしたりすることが多くみられます。
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前回より口腔機能について考えています。
今日は　機能１：咀嚼・嚥下　の　咀嚼について　です。
口腔機能で一番初めに思いつく機能と言えば、”食事”　が思い浮ぶかと思います。
仮に歯が１本むし歯になって痛むと、咀嚼運動（食べ物をを咬むこと）に乱れが生じて頬粘膜や舌を咬んでしまう事があります。
この事は、小さな口内炎が出来ても同じです。
また、咀嚼以上に嚥下（食事を飲み込む）ことにも影響があります。
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今までの矯正学の歩みを振り返っています。
抜歯矯正か非抜歯矯正かの違いとは突き詰めて言えば　機能を重視するか？美容を重視するか？　の違いに行き着きます。
では、歯科における　“機能”　とはどの様な役割を言うのでしょうか？
それは以下の３点です。
１、咀嚼・嚥下
２、呼吸
３、言語の構成（講音）
次回に続きます。
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抜歯矯正と非抜歯矯正の違いは、　美容を重視するか？機能を重視するか？　の違いにあります。
美容整形外科で腰のくびれを出す為、肋骨を1・2本取ってしまう処置があります。
これは機能と言う面で考えれば、肋骨除去は異議がある処置となると思いますが、患者サイドからは美容という面を考慮して肋骨除去を望むわけです。
どちらが正しいかを第３者が議論する事ではありません。
矯正の抜歯・非抜歯と似たような関係だと考えます。
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今までの矯正学の歩みを振り返っています。
矯正学の100年の歴史では、非抜歯か抜歯ではどちらが正しいか？の議論が続いています。
中には感情的な議論も見られることもあります。
しかし医科に置き換えてみれば、この議論は美容整形外科と整形外科、美容外科と形成外科のどちらが正しいかを議論する事と同じです。
医科のこれらは、そもそもの治療目標が違うのですが…
歯科に於いても、治療目標が違う為に終着点のない問題を100年間話し合ってきたことになります。
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つい2、３年前まで素粒子は1秒後の存在位置さえも予想する事が不可能であり、過去は決まっているが、未来は予測不可能な物と考えられてきました。
ところが、素粒子を構成しているクオークの存在が確認され時間の概念が一新されるというか破壊されました。
なんと、クオークは未来の位置を計算によって確認する事が出来るのです。
したがって、素粒子の位置も今までは確定不能であったものが確定できるようになってきたわけです。
何を私が言わんとしているのか、分からなくなってきたと思いますが、その通りです。
説明している人が完全に理解していないとその話は分からない物です。
ただし、この理論を完全に理解している人によれば、未来はパラレルに決まっている。
そして、今まではタイムマシンで過去に行けば未来を変えることが出来る事までは分かっていたのですが、なんと、今回の理論から、未来に影響を与える事で過去を変える事が出来る事が分かりました。
この理論がダーウィンとどうかかわるのか？
次回から歯科関係に近づいていくかもしれません…
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話をまとめていきます。
原子レベルで人の進化を考えるとダーウィンの進化論が説くように、生命が存続するために不要なものは淘汰される訳です。
その為、人類がかかえる腰痛・無呼吸症・ひいては二足歩行などが進化論に反する進化という事になります。
これらを説明する為には①の記事で説明したように何者かの人類DNAへの関与を疑うことになってしまいます。
そこで聖書が出てきます。
聖書の創成期には人を含む全ての動物は始めから完成した姿を決められて創造されたと書かれています。
ローマのカトリック教会はいまだにそのことを信じています。
聖書を暇なときに愛読するようになったのは高校生の時でしたが、旧約聖書の内容は全く馬鹿げた話に思えました。
また、高校生の生物の授業では丁度ダ―ウインの進化論を原文で勉強していたのでより双方の相違点が印象に残りました。
ところが、宗教学が進歩した訳ではなく科学の進歩が宗教の哲学を肯定するような事態となってきました。
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