歯を抜かない治療 No.8 認定矯正医での抜歯の理由(江戸川区) 医療法人クオリタス いずみ歯科矯正歯科医院
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前回は診査・診断の重要性についてお話しました。
今回はなぜ、認定医での治療では歯を抜くケースが多いのか?
についてお話します。
その理由はよく歯科医院で聞かれる「様子を診ましょう。」
という言葉にあります。
他のブログにも書きましたが、まず、様子を見ていて状態が改善する事はマレです。
もし、私は良くなった。様子を見ていてよかった。という人がいらっしゃるなら,
その人は非常にラッキーな人と言えるでしょう。
ではなぜ、様子を見るのでしょうか?
永久歯が萌えそろう頃つまりそれは身長の伸びが止まる頃まで待っているのです。
その頃になると、全身の骨の形が決定されてきます。
決定されるとは一生その形を留めるようになる事です。
たぶん、今このブログを読んでくださっている方が大人であれば
長年、身長は変化していないはずです。
診査・診断をして治療の計画を立てる上でとても大切な事として、
診査した値が変化しない事が重要です。
歯を抜くにしても、骨を切るにしても、その根拠となるのが
診断時の骨の大きさや形です。
これらの値が治療するのに不都合な為、それを補う為に外科的処置を行うのです。
診断する為には、検査の値が変化しない事が前提です。
ですので、変化しない永久歯が萌えそろう頃まで様子を診るのです。
そして、永久歯が萌えそろい、身長が落ち着いてきた時点で矯正を考える人は、
それなりに歯並びが悪い人でなければ治療を考えません。
これらの流れから矯正の認定を受けた先生の矯正治療は、
歯を抜く事が多くなってしまうのは当然の事です。
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